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眼瞼下垂による視界障害 コンタクト常用者・高齢者は注意


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眼瞼下垂(がんけんかすい)は眼病とは異なり、治療も眼科ではなく、美容形成外科の範ちゅうに属する症状ですが、高齢化が進むなかで患者数も増加しており、眼瞼下垂による視界障害に悩む方が増えていますので、本サイトにおいても解説いたします。

眼瞼下垂とは、まぶたを上げるための筋肉がゆるんで弱くなり、まぶたが下がって眼が十分開きにくくなってしまう状態を指します。

まぶたをきちんと持ち上げられなくなると視界・視野も狭くなり、ものを読んだりするときの疲れも増してきます。また目が眠たそうにみえ、目つきが悪くみられがちです。

黒目の露出は理想的には9割程度といわれますが、眼瞼下垂の人は6割程度しか露出していないと言われています。


先天性によるものが最も多く、遺伝することもしばしばです。後天性では50代以降の人に多く、加齢により徐々に眼瞼下垂が起こり、いわゆる「年をとって眼が細くなる、開きにくくなる」状態となります。

後天性の場合は眼の手術後や、脳梗塞の後に眼瞼下垂になるなど、いろいろな理由でおこりうる症状となっています。

またコンタクトレンズの長期装用者に眼瞼下垂の症状を呈する人が多いといわれています。

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手術は通常は形成外科においてなされますが、手術用の顕微鏡を使い、腱膜(けんまく)をまぶたの縁の組織に結びつけ、まぶたを開きやすくします。

手術後は基本的には二重まぶたになるため、顔の左右のバランスをとるためにも、両方のまぶたを同時に手術することが望ましいとされます。


手術を受けた人の過半は、視界の改善の他、肩こりや頭痛の症状の改善がみられたという報告があるそうです。

また、外見上も目つきなどがよくなり顔が若返ったような感じになるため、アンチエイジング(抗加齢)治療としての観点からも、この手術は注目されています。


保険適用手術のため、費用は3割負担の場合数万円程度、手術時間も通常は1時間程度で終わります。


手術においては、術後に顔の表情が変わった感じがでること、また左右の目のバランスなどにおいて微妙な面もあることから、美容外科の技術も有している経験豊富な形成外科を選び、十分に事前の相談を行ってから臨むのがよいでしょう。


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